4年ぶりに古巣に復帰したオリックス平野佳寿投手(37)が9日、ヤクルト戦(京セラドーム大阪)の7回にマウンドへ上がった。
2番手で救援登板。本拠地のマウンドは17年10月1日のソフトバンク戦以来、1255日ぶりとなった。「投手交代、平野佳寿」をコールされると、スタンドからは拍手が起こった。
先頭打者に迎えたヤクルト内川にはフルカウントから四球を許したが、後続を断ち1回無失点で降板した。
この日の最速は146キロ。今季から改良し、取り組んでいるカーブも冴えた。古巣に戻ってきた日米通算164セーブ右腕が、チームのために腕を振る。