楽天則本昂大投手(30)が右膝付近に打球を受け、5回途中で緊急降板した。

5回1死一、二塁、ロッテ小川が放った強烈な打球がワンバウンドし、右膝付近へ当たった。三塁方面へ転がったボールを追いかけようとするが、痛みに耐えられず苦悶(くもん)の表情。右足を引きずり、追うのをやめた。ひざに手をつき、帽子をたたきつけた。駆け寄った小山投手コーチ、トレーナーとともにベンチ裏へ下がり、そのまま降板。2番手西口がマウンドに上がった。

則本昂は試合後「今のところ大丈夫そう。経過を見てからになる。明日になってみないと分からないので」と軽症を強調。この試合が先発で今季3度目の登板。4回までは1安打無失点としていたが、5回に先頭中村奨、安田に連打を浴びていた。4回1/3、56球、4安打4奪三振無四死球だった。