阪神が21年初の伝統の一戦を制した。4回にドラフト1位佐藤輝明内野手(22=近大)が左翼ポール際へオープン戦4号ソロ。怪物ルーキーの一振りが決勝アーチとなった。先発の19年ドラフト3位及川雅貴投手(19)も4回1安打無失点と好投。昨季8勝16敗と大きく負け越した宿敵に対し、投打の若き力が輝いた。 阪神はこれでオープン戦5勝2敗1分となった。 矢野監督の一問一答は以下の通り。

 

-先発及川が若々しい投球

矢野監督 素晴らしかったと思います。まあ、オープン戦とはいえね、甲子園で巨人戦となれば緊張もしたって本人も言っていたけど、そのなかでもどんどん攻めていける、攻めていっている姿がみれたんでね。本人にとって自信にもしてもらったらいい。まあ1回の登板やけど、今季中にね、ここで登板してほしいなと思える登板やった。純矢(西)も頑張っているし、いいライバルというか、右、左でタイガースを引っ張っていくようなそういう投手になっていってもらいたい。

-4回、佐藤輝の打球は巻いたように見えた

矢野監督 はっきりじゃないけど巻いたなと思った。そんなに手前で切れた感じはなかったんで。俺は行ったかなと思った。

-また逆方向

矢野監督 アイツの持ち味にしていけばいい。相手もインコースを攻めようとしている中でちょっと甘くなったボールというのを。向こうとしては攻め方としてはそういう攻めになってくると思う。そこをああやって1発で仕留められるというのはアイツの持ち味だし、魅力。

-テレビインタビューでこのままいけば開幕スタメンと

矢野監督 そらもう、こんだけ打ってて使えへんかったらおかしい(笑い)

-中継ぎの小林が良かった

矢野監督 すばらしいね。前回も、もちろんすごいいいなと思ったけど、今日もそれと同じ投球やったし、あれだけ角度あってキレがあると変化球も生きてくる。

-巨人戦への意識は

矢野監督 もちろんなくはないけど、別に今はシーズンに向けての準備の段階やし、もちろん勝って気分悪くないんでね。うちとしては意識すべきチームではあるけど、意識過剰になり過ぎても、もちろんそれは違うことになるんでね。他にも5球団、ジャイアンツ以外に4球団あるんでね。そこは過剰にはなったらあかんけど、巨人と戦うことを俺らがプラスに変えていけることが大事。プラスに変えられるものは全部プラスにしてやっていくことは必要だと思っている。

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