「進撃の宇宙人」が公式グッズとして商品化されることが23日、分かった。

DeNAからFA移籍した巨人井納翔一投手(34)が日刊スポーツに新天地での新愛称命名を依頼。奇想天外の言動から球界では宇宙人キャラが定着している。グッズ第1弾として「進撃の宇宙人キャップ」が26日から球団公式オンラインショップなどで販売されることが決定。東京ドームでの打席時には電光掲示板に「宇宙人特別ヘッドショット」も映し出される。

身長2メートルのドラフト5位ルーキー秋広には12センチ及ばない188センチ。手足が長く、小顔でスタイルはスーパーモデル? に負けじとも劣らない。人気が出そうで、出ない、不思議キャラ。今回の「宇宙人キャンペーン」は井納本人のリクエストから始まり、予想外の企画力を発揮し、実現へとこぎつけた。

15日の練習中には頭部に裂傷を負い、数針縫ったが2日後の17日にはブルペンで投球練習を再開した。「チームに迷惑をかけて申し訳ないと思っています。投球に関しては傷は特に問題はないです」と猛省。今日24日のイースタン・リーグ西武戦(カーミニーク)での調整登板を経て、31日の中日戦での新天地デビューマウンドに臨む。傷口も快方に向かい、グッズも完成。進撃のときは刻一刻と迫ってきた。

 

◆井納宇宙人伝説(ほんの一部のみ抜粋)

その1 英語話せなくても外国人選手と仲良し。通訳なし、2人で食事に行くことも。

その2 昨季7月9日広島戦強烈な雨が降る悪天候も井納の投球時は小降りに。天気を操り白星をゲット

その3 天然で憎めない性格 

その4 DeNA時代の昨季は大手家電量販店の冠試合のたびにお立ち台に上がり、冷蔵庫、テレビと次々と電化製品をゲットした。

その5 巨人入団に際し、ひげそりを新調。深ぞりタイプを選ぶと思いきや、肌に優しいタイプを重視。

その6 ジャイアンツ球場で練習中に頭部を裂傷。病院で数針縫う手当てを受け、そのままキャッチボール。