このチームでめちゃめちゃ勝ちたい! 阪神矢野燿大監督(52)が開幕前夜に日本一への思いを熱く語った。まだ寒さが残る神宮の杜(もり)。ナイター練習を見守った指揮官から勝利への思いがあふれ出た。「俺、めっちゃ勝ちたいなあと思って。何でこんな勝ちたいと思うようになったんかなあ、と思った時に手前みそなんやけど、めっちゃいいチームになれてると俺は思ってる」。その言葉は誰よりも熱かった。

就任時から凡事徹底を口にしてきた。凡打の際に一塁までどれだけ走れるか。打たれた後にベースカバーにどこまで行けるか-。諦めない気持ちが、子どもたちの手本になる。その重要性を説いてきた。集大成の今季はオープン戦9勝2敗2分け、勝率8割1分8厘。圧倒的な数字を残して12球団トップに立った。ただ、その数字よりも手応えを感じたのが、選手に浸透する「諦めない姿勢」だ。

練習前に行われた約10分間のミーティングでは「めちゃめちゃ勝ちたい」と素直な言葉を選手たちに投げかけた。浸透しつつある矢野イズム。だからこそ目指す場所がある。矢野監督は「土台がだいぶできた。じゃあ、さらに俺らがいくところはなんなのかというところは全員で勝つぞとか、日本一。勝ちたいというのが俺の中ですごくあって、その証しを残したい」と力を込める。

矢野監督は高らかに宣言した。「本当にワクワク、楽しみなシーズン。日本一になると決めて、今年もスタートしていきます。そしてタイガースが本当に魅力あるチームだと、皆さんによりわかってもらえるようなシーズンにしていきます」。16年ぶりのリーグ制覇、そして日本一へ。球団史に名を刻むべく3年目の矢野阪神が大海原に乗り出す。【桝井聡】

阪神担当のツイッターはこちら―>

阪神ニュース一覧はこちら―>