楽天田中将大投手(32)が26日、ふくらはぎの張りのため、27日の日本ハム戦(楽天生命パーク)の登板を回避することが決まった。石井GM兼監督が明かした。

25日のブルペンで38球を投げた際にふくらはぎに張りを訴え、仙台市内の病院で検査を受けた。指揮官は「明日、田中は登板しなくなりました。足に張りがあるということ。検査もして重度ではなくて軽度のものということ。1回か2回、スキップするかというところの話。そんなに大きいものという捉え方はしていないです。違和感を持って投げるよりは、ということ。大げさに書くようなことではないです」と説明した。

田中将はオープン戦の最終登板となった20日の巨人戦(東京ドーム)で7回89球を投げ、3安打1失点。小学生時代にチームメートだった巨人坂本と対戦し、第1打席は四球、第2打席は中飛だった。坂本との久々の対戦を「追い込んでからフォアボールを選ぶあたり、さすがだな。シーズンでいい勝負ができれば」と振り返り、自身の開幕前の最終登板については「まとめることはシーズンでも大事」と充実感をにじませていた。

今後は1軍に帯同したまま調整を続ける。「復帰は早いので、あんまりチームから離れることなくという感じです」と石井監督。1軍には前日の公示には登録がなかった安楽が合流。この日、1軍登録される見込みだ。