楽天福山博之投手(32)が27日、新型コロナウイルス感染拡大への対応として設けられた「特例2021」により登録を抹消された。

球団によると、福山の近親者が濃厚接触者に認定されたと報告を受けた。福山を含め近親者にも発熱、体調不良の症状はないが、宮城県・仙台市が独自の緊急事態宣言を発令しているなど、現状を鑑みて、球団独自の判断で福山を自宅待機とした。

福山の代替指名選手として安楽が出場選手登録された。福山は復帰可能となれば本来の10日間を待たずに再登録できる。代替選手がその後、登録を外れた場合、昨季は他の代替選手との交代に限り、10日以内で再登録できたが、今季はどの選手とも日数の制約なしに入れ替え可能となった。

また、右ひらめ筋損傷で27日日本ハム戦の先発を回避した田中将が登録を抹消され、鈴木翔が登録された。