右太もも裏の張りで離脱していた巨人大江竜聖投手(22)が、復帰後初の連投で回復ぶりをアピールした。1点リードの7回2死から2番手で登板すると、1回3分の1を無安打無失点。打者4人から3奪三振の投球を見せた。「打者との駆け引きなどもできたと思います。真っすぐもスライダーも勝負球に使うことが出来ました」と手応えを口にした。

前日2日の同戦では1回1安打無失点に封じた。連投にも「全く体の問題なく良い状態で投げることができました。昨日よりいい感覚で投げられました」と状態の良さを強調した。春季キャンプ中の2月18日に右太ももの張りで帰京。以降は故障班で調整を重ねてきたが、30日に3軍のNTT東日本とのプロアマ交流戦(ジャイアンツ球場)で実戦復帰を果たしていた。

左横手投げの大江は昨季、自己最多の43試合に登板し、ブルペンを支えた。現在、左の中継ぎ陣は今季チーム最多の4試合に登板している守護神・中川と高梨に加えて、2試合に登板している高木も控える。「全てを収穫にして早く1軍の戦力になれるように取り組んでいきます」。中継ぎ陣の争いに加わるためにも、まずは2軍で存在感を示していく。【小早川宗一郎】

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