西武のドラフト4位ルーキー・若林楽人外野手がプロ1号ソロを放った。3点を追う5回、攻めあぐねていた楽天則本昂のカーブを、左翼席へ運んだ。新人では同1位渡部、6位ブランドンに続き、3人目の本塁打。球団では、81年の石毛、岡村、広橋以来40年ぶりとなった。

直後には鈴木の内野安打から山野辺の適時打が生まれ、1点差に詰めよった。ルーキーが打ち上げた反撃ののろし。若林は「前の打席で真っすぐをセンター前に打てたので、この打席でも真っすぐにあわせていました。カーブが来ましたが、あとはタイミングでうまく打つことができました」と、ルーキーらしからぬ直球待ちの変化球対応で、初アーチを描いた。

先発の今井が不安定な立ち上がりとなった。先頭から2者連続四球。前夜の試合では13四球、14四死球いずれも球団ワースト記録を更新する試合となった。悪夢がよみがえる中、5回まで3失点で踏ん張り降板した。

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