ソフトバンクは今季初の引き分け。工藤公康監督(57)の一問一答は以下の通り。

-野手全員を使っての総力戦

工藤監督 そうでしたね。ピッチャーもいいピッチングしたし、バッターもチャンスを作ってあと1本というところだった。出るときもあれば出ないときもある。最後の最後まで代打陣も集中して打席に入って、結果うんぬんよりも、そうやってできたことがチームにとって大きい。負けではなく引き分けたというところがチームにとって明日につながる引き分けだったと思います。

-石川は要所を締めた

工藤監督 要所はしまってるんですけどね。またこの1週間の過ごし方という話をしましたし、追い込んでからだなという話もした。そういうところを良くしていければ。結果的には9回で1点。リリーフ陣も頑張って抑えてくれた。これも明日につながるかなと思う。ぜひ明日は野手陣がピッチャーを楽にして、そういうゲームにしてくれたらと思います。

-涌井には中軸が抑えられた

工藤監督 そうですね、やっぱり中軸のところでうまくかわされながら、真っすぐも見せられて意識させられて変化球で打ち取られるという形だったので。ベテランらしいピッチングをされたかなと思います。なかなかね、ああやって持っている球種を全部使いながら、うまく散らしてやられたらそうは打てないとは思います。うち(の打線)もだんだん好調になってきただけにね、うまくやられたなと思います。

-周東が3安打

工藤監督 いや~いいですね。やっぱりタイミングなのかなという気はします。今日は涌井君にタイミングが合っていたように思う。逆に好調だったグラシアル、栗原君は悪いわけではなく、タイミングが取りづらそうな打ち取られ方だった。少しずつ周東君に出るようになれば、打線も活発になったり動きもできるようになる。1、2番が塁に出たりすれば打線も良くなっていくと思う。今日の3本は非常に大きかった。最後(右飛)も惜しかったですからね。伸びろ、風吹けと思ったんですけど。また明日から楽しみだなと思います。

-森が3連投

工藤監督 本人も行きたいという意向もあって、2連投した後どうだったと聞いたらそうでも、ということだったので。森くんに関しては3連投は行かせるという話はして決めてました。他のピッチャーに関しては、4月の間は2連投。順応してしっかり回復できるようであれば、3連投は考えると投手コーチに説明している。ただ今のところは森くん以外は2連投というところですので。今日投げないピッチャーが明日行くということになるんじゃないかな。森くんに聞くと明日も投げますと必ず言うので、森くんには何も聞かないです。

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