阪神が接戦を制し、セ・リーグ一番乗りで10勝目を挙げた。

先発は前回3日の中日戦で8回途中無失点の青柳で、立ち上がりから安定した投球で許した安打は3本だった。7回無死一、二塁のピンチを切り抜け、勝利投手の権利を持って降板した。

打線は前日9日に途中交代した糸原が、4回に一塁線を破る二塁打で出塁し、4番大山の中前適時打で先制した。大山が打点を挙げた試合は、昨年10月16日のヤクルト戦(甲子園)から1分けを挟んで15連勝。神話を継続させた。

阪神のリーグ10勝一番乗りは、14年以来7年ぶり。同年はシーズン2位も、クライマックスシリーズ(CS)を突破して日本シリーズに出場している。