楽天岸孝之投手(36)が、13日ロッテ戦(楽天生命パーク)で今季の本拠地初先発に臨む。前回対戦で完封勝利したイメージは忘れ、いつも通り1つ1つアウトを積み重ねていくことを誓った。

12日、楽天生命パークでの投手練習に参加。少し硬くなったマウンドを入念に確認したベテラン右腕は、冷静に意気込みを示した。「先々週やったロッテですけど、そこのイメージは忘れて。明日は明日なので、しっかりとベストを尽くせるように頑張ります」。

前回対戦の3月30日ロッテ戦(ZOZOマリン)では、初球ストライク率88%、すべての打者を5球以内に終える脅威の制球力で12球団一番乗りとなる完封勝利を飾ったが、良かったイメージはあえて封印。「もちろん球場が違うというのもありますし、2週間前の状態とも違うと思います。やっぱりいろいろ変わります」と切り替え、目の前の投球に集中する。

あらためてロッテ打線の印象を問われても「思い切りのいい若い選手がいて、足が速くて。やっぱり面倒くさい、足の速いランナーを出したくない。たぶん2週間前も先週も言ってると思うんですけど。無駄なランナーをためずに、コツコツとアウトを重ねていけたらなと思います」。投げる場所は変わっても、自らの投球スタイルをきっちり貫き、冷静に勝利をつかみにいく。

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