ソフトバンク和田毅投手(40)が6回2/3を4安打無失点で今季初勝利。チームでは91年今井、01年長冨に次ぐ20年ぶり3人目となる40代投手の白星をつかんだ。和田のヒーローインタビューは以下の通り

-山本との投げ合い

和田 オリックスに今年はずっと連敗してましたし、相手は山本君ということで1点勝負になると思った。自分が0で抑えれば負けることはないという気持ちで投げました。

-7回途中で無失点

和田 試合の前に(甲斐)拓也としっかりミーティングをして、前回の反省を含めていいリードをしてくれたので抑えることができました。

-味方も好プレー連発

和田 本当にいい当たりを全部アウトにしてくれましたし、チーム全体で今日は絶対に落とせないというのを感じながら投げていたので、本当に勇気をもらいました。

-降板の際には足を気にしていたが

和田 ちょっとお恥ずかしいんですけど、軽く足をつってしまいました。なんてことない、はい。申し訳ありません。

-次回登板は問題ない

和田 そうですね。投げ続けることも問題なかったんですけど、マッチ(松田)から「40歳だからやめとけ」と言われましたので、やめました。

-40代で勝利はチームで3人目

和田 それだけ長く野球をやらせてもらっている。40になってますけど、もっともっと勝っていきたいなと思います。

-今後も期待したい

和田 今日のような粘り強いピッチングをしていけば、チャンスはある。今日のようなピッチングを次回もできればいいなと思います。

-次回に向けて

和田 今日は熊本地震から5年なので、今日は九州のチームとして絶対勝ちたかった。いいゲームができて本当に良かったなと思います。

▼ソフトバンク和田が今季初勝利。和田は2月に40歳になったばかり。ソフトバンクで40歳シーズンに勝利投手になったのは、01年長冨浩志(40歳)以来20年ぶり。球団ではほかに06年吉田修司(40歳)、92年新浦寿夫(41歳)、91年今井雄太郎(42歳)が40代シーズンに登板しているが、白星を挙げたのは今井、長冨に続き和田が3人目だ。