今季2度目の5連敗となったDeNAは、三浦大輔監督(47)が15日のヤクルト6回戦(神宮)での外国人のスタメン起用に言及した。オースティン、ソトについて「出る予定はしている」とした後に、「スタメンは?」と問われると「も考えています」と話した。

14日の試合では、オースティンは6回1死一塁で倉本の代打で登場した。カウント2ボールとなった後、雨が強くなり、この試合2度目の中断。35分間の中断後に、9球目を右邪飛とした。三浦監督は「打席の途中で再開して難しい。結果は出なかったが、集中力はあった」と評価した。ソトは直後の2死一塁で代打で登場。近藤の148キロ直球に二ゴロに倒れた。

ドラフト2位ルーキー牧が、この日も2点二塁打と5号ソロで、チームの全3打点を挙げた。三浦監督は「何とかして牧の前に走者をためてとやっていかないと」と全幅の信頼を置く。牧はチームの3冠王でもあるが、現在守っている一塁のポジションはソトとかぶる。「打順とか守備位置はいろいろと考えている」と、大学時代まで守っていた二塁での起用を視野に入れている。

チームは今季2度目の5連敗中だが、巻き返しへ前向きだ。「(ベンチの)雰囲気は悪くない。連敗中でもみんな全力でやってくれている。勝ちにつなげられてないが、みんなで何とかしようとしている。今日も雨の中、ファンは最後までいてくれた。結果は申し訳ないけど、みんなで最後までやっていく」。スローガンの「横浜一心」の精神で、苦境に立ち向かう。外国人のスタメン起用で現状打破となるか、注目される。【斎藤直樹】

▽DeNA入江(5回途中5失点で3敗目) 悪天候の中でも最高の準備をして臨みましたが、勝負どころで打たれてしまい、試合を作れなかったことは反省点。自分の力不足を感じています。

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