さあ、必勝の「先制&大山打点神話」発動だ。阪神がヤクルト先発小川の立ち上がりを攻めた。1番近本、2番糸原、3番マルテの3連打であっという間に無死満塁。4番大山悠輔内野手(26)がしぶとく右犠飛を放ち、1点を挙げた。大山は「打ったのはストレート。初回からみんなで作ってくれたチャンスだったので、どんな形でもランナーをかえすという気持ちで打ちました。最低限ですが、仕事をすることができてよかったです」と冷静に振り返った。

チームは今季、先制すれば14戦全勝を記録中。先発はリーグトップタイ3勝で負けなしのガンケル。大山が打点を挙げた試合は昨年から17連勝中。不敗神話継続で、矢野阪神最長を更新する7連勝を狙う。