“暫定守護神”でDeNAの勝ち越しを阻止した。

巨人は2-1の8回2死三塁から、中川がDeNAオースティンに三塁強襲の適時内野安打を浴びて同点に。1失点も許されない9回を託されたビエイラは、160キロ超の速球を軸に3者凡退で締めた。7連勝はお預けになった原監督だが「価値ある引き分けだと思います」と前向きに捉えた。

守護神不在は臨機応変にカバーする。デラロサが15日に市民権取得のため渡米し、チームを離れた。不在期間の守護神について、原監督が「状況(に応じて)でいいんじゃないでしょうか」と言えば、宮本投手チーフコーチも「ビエイラを中心に他の投手がフォローにつく形。クローザーとして彼にやらせていきたいなと思います」と話し、「8回中川-9回ビエイラ」を軸に、展開に適した継投策を講じる方針だ。打線は8試合連続で先制点と好調のまま、20日からの首位阪神との3連戦(東京ドーム)へ。ブルペン陣も総力を結集し、伝統の一戦に臨む。

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