阪神島田海吏外野手(25)が、1軍に今季初昇格した。試合前練習に姿を見せると、チームメートらにあいさつ。「1軍で結果を残すために、走攻守でアピールできるように準備してきました」と気合を入れた。

2軍の春季キャンプ中に右足を痛めたが、3月下旬に実戦復帰してウエスタン・リーグ18試合に出場し、打率2割2分2厘。持ち味の快足で5盗塁を決めるなど、状態を上げてきた。「足が一番の持ち味だと思っているので、走塁では相手をかき回せるように、守備では確実にアウトを取れるように」。武器の足を軸にチームに貢献するつもりだ。

島田に代わって、小野寺暖外野手(23)が出場選手登録を抹消された。小野寺は19日に支配下登録され、24日に1軍に初合流し、1試合の途中出場にとどまっていた。