首位中大は駒大に、2位国学院大は東洋大に、ともに勝利した。中大と国学院大は最終週に直接対決を残す。亜大は3投手の継投で青学大に0封勝ちし、優勝の可能性を残した。

 

東洋大は初回、細野晴希投手(2年=東亜学園)が5四球と乱れ、いきなり7点を失った。8回までに相手の守備の乱れもあり追い付くも、直後に1点を奪われ、敗れた。

細野の乱調について、杉本泰彦監督(61)は「ストライクが入らないのは想像できなかった。仕方ない。チェックポイントは分かっているので、精神状態を含め、次につなげていかないと」と冷静に話した。試合展開については「集中力を途切れさすな、と言いました。負けは負けですが、次につながると思います」と、大量ビハインドをいったんは追い付いたことを評価した。