2日の日本ハム戦中止を受け、西武は急きょ対応に追われた。体を動かすことがないまま、札幌ドームに置いた荷物を回収。移動便を変更して帰京した。

昨季から練習試合も合わせて、コロナ禍での中止は3度目で、リモート取材に応じた辻発彦監督は「必ずコロナの話題になったときウチのチームが絡んでいるのが不思議でならない。ウチは出てないからね」と受け止めた。

1日に喫したサヨナラ負けのリベンジはお預けとなったが、9連戦最後のカードに注力する。3日オリックス戦は新外国人マット・ダーモディ投手(30=カブス)が初先発。右肩の不調から森脇も1軍復帰する。今季3度目の救援失敗となった増田の抑えも続投の方針で「野手も投手も勝つために一生懸命やるだけです」と、気持ちを切り替えた。