日本野球機構(NPB)は11日までの緊急事態宣言が延長されることが決定的となり、8日に臨時実行委員会を開き、今後の対応を協議する。

6日、同委員会を開催。7日にも宣言の延長が決定する政府方針によると、同宣言対象地域ではプロ野球の場合は入場者5000人を上限に認める方向で検討。4月25日から発令された同宣言では告知期間が短かった25日の3試合を除き、27日から24試合の無観客試合に切り替ったが、観客ゼロは回避できることになる。

ただ愛知、福岡も同宣言対象地域に追加される方針で巨人、ヤクルト、阪神、オリックス、中日、ソフトバンクの6球団が該当。日本ハムが本拠地に置く北海道もまん延防止等重点措置に加わる方向だ。

6日の臨時実行委員会では日本ハムの7日楽天戦からの試合再開を確認。NPB井原事務局長は「今回の案件は非常に人数が多いクラスター。あらためて12球団でガイドラインの順守、徹底を図る。特に遠征先での外食の禁止を、あらためて確認した」と話した。