DeNAの初代主将で、昨季限りで現役を引退した石川雄洋氏(34)が、アメリカンフットボール選手に転向することが10日、明らかになった。

この日までに社会人トップリーグ、Xリーグのノジマ相模原ライズ入りすることで合意。高い運動能力と長身、俊足を生かし、ワイドレシーバー(WR)として再出発する。

<プロ野球からの主な転向>

◆ジャイアント馬場(馬場正平)巨人に5年在籍し、投手として57年に3試合登板(0勝1敗)。60年にプロレス転向。身長209センチ。16文キック、32文ロケット砲、河津落としなどを必殺技とした。

◆尾崎将司(プロ野球時代の登録名は尾崎正司)徳島・海南高のエースで64年センバツ優勝。西鉄に入団し、通算20試合登板(0勝1敗)。67年に外野手転向も同年退団。プロゴルファーに転向し、日本ツアー通算94勝、賞金王12度。

◆土師一男(はじ・かずお)佐賀工から投手で近鉄に入団し、64、65年の2年間在籍したが1軍登板はなく退団。大相撲の井筒部屋に入門した。佐賀ノ海と土師のシコ名で通算2場所十両を務めた。

◆木村昇吾 横浜、広島、西武で主に内野手としてプレー。17年に戦力外通告を受け、身体能力の高さから関係者に勧められクリケットに転向。日本代表入りした。