楽天が西武8回戦(楽天生命パーク)で接戦を制し、引き分け1戦を含めて5月突入後初の連勝を飾った。

石井GM兼監督が試合前に「今の課題は(打線の)後ろのつながりだと思います」と提起した中で、下位打線の選手が攻守で躍動した。

4番島内の2点適時三塁打で同点にした4回無死三塁。5番岡島の二ゴロで逆転に成功。続く茂木が三塁打で出塁すると、7番小郷の打席で石井監督は「3点を取った後の4点目はすごく大事な点数になると思ったので」とスクイズを指示。初球の高めツーシームを一塁線に転がし、貴重な追加点を挙げた。

守備では左翼の岡島が、左翼から右翼に強風が吹く中、飛球を2度好捕。堅守でもチームをけん引し「おみそ汁でいえばネギのような大事な役目というか、自己犠牲をしっかりして、三塁に走者がいるときにしっかり二ゴロを打ってくれた」とたたえた。