右手親指の骨折で離脱中の巨人坂本勇人内野手(32)が16日、川崎市のジャイアンツ球場でリハビリを行った。

ウオーミングアップと短距離ダッシュを終えると、室内練習場で右手を固定した状態でノックを53球受けた。遊撃付近で捕球し、二塁ベース上に構えたスタッフに鮮やかなグラブトスで返球した。ノック終了後は左手1本でのティー打撃を85スイング。左足を上げてフォームを確認するように、1球1球丁寧に打ち込んだ。

右肘の違和感で離脱中の菅野智之投手(31)は、同球場のサブグラウンドでキャッチボール後、強度を上げて立った状態のスタッフ相手に10球ほど投げ込んだ。短距離ダッシュやチューブを使ったトレーニングも合わせて、約1時間汗を流した。