ソフトバンク松田宣浩内野手が17日に38歳の誕生日を迎え、気持ちを新たにした。18日から始まる敵地西武戦に備え、メットライフドームに隣接する室内練習場で調整。オンライン取材へ応じ「38(歳)は自分の中では若いと思っているけど、どう考えてもベテラン。自分のプレーが第一で、その結果がついてきてチームの勝利。周りをもっと見られる1年にしたいと思います」と気合を入れた。

現在は23打席連続無安中で、4月下旬に3割近くあった打率は2割3分9厘にまで下降。5月15日の日本ハム戦(札幌ドーム)では、今季42試合目で初めてスタメンを外れた。節目の日を迎え、復調のきっかけにしたいかと聞かれ「それしかないです。頑張るしかないですね。先週は全然だめだったので、今週は巻き返したいなと思います」と逆襲を誓った。

「22歳の時にはプロに入って16年目まで来れるとは思わなかったです。そういった意味では、ここまできて幸せ。22歳にとって38歳は相当なおじさんだった。そう見られがちなのかなと思うんですけど、まだまだ明るく元気に頑張りたいと思います」。チームの元気印は、若鷹に負けじとバットを振っていく。【只松憲】

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