昨夏ベスト8の堀越が新宿を9-0の7回コールドで破り、初戦を快勝で飾った。
初回から流れをつかんだ。先頭打者は四球で出塁したものの牽制(けんせい)死。それでも2番の矢羽多琥央内野手(3年)が四球と失策で二塁へ進むと、萩生田遥斗外野手(2年)が右翼線へ適時三塁打を放ち先制した。さらに打者一巡の猛攻で3点を奪うと、2回にも萩生田からの4連打などで追加点を挙げ、一気に7点差。序盤で試合の主導権を握った。
投げては先発の大庭隼投手(3年)が5回1安打無失点と好投。4回まで無安打投球を披露した。昨夏はベンチ入りしながら神宮のマウンドに立てず、「去年は投げられなかったので、実際に立つと緊張もあった」と初登板をかみしめた。「秋、春は真っすぐで空振りが取れなかったけど、取れるようになってきた」と成長への手応えを口にした。
6回からは継投に入った。野口晃生監督(49)は「東東京大会は7つ勝たなければいけない。公式戦の経験値が少ないので、少しでも経験を積ませたかった」と狙いを説明。6回は2番手・中村壮汰投手(3年)、7回は1年生の庭野流碧投手(1年)と川端大翼捕手(1年)のバッテリーを起用し、ともに無失点で締めた。
次戦は14日、高島と国際・駒場・三田の勝者と対戦する。野口監督は「やれることは限られているので、それを全力できっちり徹底し、考えながら戦っていきたい」と気を引き締めた。

