阪神は今季ワースト14失点で大敗した。先発西勇輝投手(30)が誤算だった。移籍後ワーストの6四死球と乱れて5回5失点。2回に移籍後初の押し出し四球を与えるなど、制球が定まらない。4月20日巨人戦で白星を挙げて以降、4戦勝ちなしも移籍後最長となった。

打線は今季の新戦力が気を吐いた。メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)が5回に中堅左へ来日1号ソロ本塁打を放ったほか、6回も中前適時打で存在感を示した。ドラフト1位の佐藤輝明内野手(22=近大)も6回に中前タイムリーを放った。ヤクルト戦は開幕から引き分け1戦を挟んで無傷の6連勝中だったが、この日は相性の良さを発揮できなかった。