巨人が主砲・岡本和真内野手の4年連続2ケタ弾となる10号2ランなどで広島を押しのけた。1点リードの7回2死一塁、好投するコルニエルから弾丸ライナーで右翼席に突き刺した。先発の戸郷翔征投手は6回2失点で約1カ月ぶりの勝利となる3勝目をマークした。試合後、原辰徳監督(62)は岡本和の1発を大好きな俳優田村正和さんの代表作に重ね合わせて悼んだ。
「今日は少し眠ってたのかなって言う状況があったんですけど、あそこで完全に『眠狂四郎』みたいな形でね」。その後、報道陣から田村正和さんが死去したと伝え聞き「大好きな俳優さんだった」と悼んだ。
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試合後の原監督の主な一問一答は以下の通り。
-先発の戸郷は4回までパーフェクト、1カ月ぶりの勝利
原監督 非常に安定感あったと思います。セットポジションになってからね、やや、なんて言うんでしょう、うーん、まあ、やや課題は残したと言うところではあると思います。
-野上が緊急降板となった
原監督 良い感じで、リリーフの役割の中で、やってくれてた。登板過多なのか。投げることができない状況になったということですね。まあ今日に関しては。
-ウィーラーが22試合連続安打。見事な適時だった
原監督 そうですね。安定してね、非常にコンパクトなスイングというのでしょうか。やっぱり、クイックハンドって言うんでしょうかね。すごく回転軸がしっかりしているから、あれだけ正確なコンタクトができるのかなという感じがしますね。
-スモークは見事なパワーを見せた
原監督 160キロ近いボールをね。初球を打つんですから。並ではないなというね。やっぱり、200本の価値はあると思いますね。
-広島はコロナで大変な状況に
原監督 まあそうやって、12球団がスタートしたわけですから。どういう状況でも前に進むという覚悟で我々もやっているんでね。覚悟の上で試合に臨んでいるというところですね。我々もしっかりとそこの部分でも戦わなきゃいけないということですね。