楽天岸孝之投手が12年ぶりの自身ワーストタイ12安打を浴び、4回5失点(自責4)で降板した。

1回に2安打を許すも無失点にしのぐ。それでも2回に巨人スモークの先制ソロなど4安打、3回に2安打。逆転してもらった直後の4回にはウィーラーに逆転3ランを浴び、15秒間しゃがみ込んだ。「逆転してもらった後のホームランですね。申し訳ないです」。この回3アウトを奪い、マウンドを降りる際、右手でグラブを強くたたき、自らへの怒りを表した。

今季は初登板で完封勝利を挙げるなど2連勝でスタートした。だが4月6日西武戦以来6試合、白星から見放されている。元同僚のウィーラーには「乗らせるとチームにもいい流れ、雰囲気になってしまう。なるべくなら打たせたくない」と警戒心を強めてマウンドに上がった。それだけに、初球のスライダー捉えられた1発のダメージは、大きかった。

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