新型コロナウイルスの濃厚接触者と判定されて戦列を離れていた広島森下暢仁投手(23)が4日にチームに合流し、5日の楽天戦に先発する見込みとなった。3日で管轄保健所の指示による隔離期間が終了した。5月12日ヤクルト戦以来の先発で登板間隔が空くものの、佐々岡監督は「しっかり調整してくれていると思う。今こういう状況だし、頑張ってもらうしかない」と期待を寄せた。5日の楽天の先発予定は田中将。森下はチーム内で「まーくん」と呼ばれることもあり、“マー君対決”が初めて実現することになる。

森下と同じく濃厚接触者とされていた高橋昂、ともに陽性と判定されていた朝山打撃コーチと倉バッテリーコーチも4日から合流する。これで陽性と判定された選手、コーチ全11人が活動を再開することになった。