ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(34)が、今季限りで退団する可能性に言及した。4日(日本時間5日)、キューバメディア「スイング・コンプリート」が報じた。

同メディアのインタビューに応じ、今季終了後について「再び日本でプレーするかどうかわからない。中南米のチームでプレーする可能性もある」と明かした。

デスパイネは、2年契約最終年の今季は27試合で打率2割2厘、1本塁打。打撃の状態が上がらず、下半身のコンディション不良などもあって5月上旬に2軍落ちした。5月31日から開催された東京オリンピック米大陸予選にキューバ代表として参加したが、初戦のベネズエラ戦で左胸付近の筋肉を負傷。復帰まで少なくとも1カ月と報じられた。同国代表は予選で敗退し、ソフトバンク所属選手らは日本時間8日に来日する。球団関係者は「まだ(来季のことは)何も話していない。まずは無事に帰ってきて、ケガを治して頑張ってほしい」と話した。