張本勲氏が13日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にリモート出演。米国から古巣巨人復帰が発表された山口俊投手についてコメントした。

まずはゲスト出演した堀内恒夫氏がコメント。

「どういう状態で帰ってきているか。ちょっと心配ですよね。隔離期間もありましたし。向こうでどのくらいのコンディションでやっていたのか。それを見極めてからでしょうから早くて今月の終わり、遅くても来月頭くらいには出てくると思います」。

そしてこう続けた。

「大きな戦力にはなると思いますが、アメリカに行って、すぐ帰ってきた選手を取っていいんですかねえ」。

このコメントに張本氏が反応。

「全く、その通りよ。芝居の幽霊じゃあるまいし、出たり入ったりね。日本のプロ野球界が荒らされますよ。アメリカ旅行に行くつもりで行ってもらったら困るわね。規約を早くつくってもらいたいんですよ。帰ってきたら日本では2年くらい働けないとか。もう、行くの勝手、帰るの勝手。荒らされますよ」と話していた。

山口は19年オフにポスティングシステムで巨人からブルージェイズに移籍。メジャー2年目の今年2月、ブルージェイズから自由契約となり、ジャイアンツとマイナー契約。マイナーで5試合に登板し、0勝3敗、防御率6・17。メジャー昇格は果たせず帰国を決断した。