阪神矢野燿大監督(52)が17日、リーグ戦再開に向けて決意を語った。この日行われた甲子園球場の全体練習を見守り選手の動きをチェックした。一問一答は以下の通り

-明日からリーグ戦再開。巨人戦に向けての臨み方は

もちろん目標っていうか、去年のチャンピオンチームで、今年もこれからもずっとライバルでいるチーム。最初にそういうチームと戦える、モチベーションというか、緊張感というか、そういうものもある。一方で、ここまでもそうやってきたように、俺らの野球をしっかりやり切った時には、そういう相手がどこであろうと、しっかり戦っていけるっていうものはチーム全体として自覚してくれていると思う。それをどう、またやり切る、スタートにするかなっていうところ。

-リーグ戦再開に向けて、チームや選手のコンディションは

コンディションは、スグル(岩崎)も帰ってくるし。このブレークっていうか、交流戦の日程的にも最後、予備日が入らずできたっていうところも、そういう体調面的には休めるところにはなった。体も気持ちもリフレッシュしてまた新たにスタートできるような感じに、体調的にもスケジュール的にも、なっているんじゃないかな。

-球宴までの戦い方

オールスターまで、どうしていくかというか。そこまでやりきるというか。先を考えると長いなとなってしまうところを、区切りをつけていきながらやっていくというところでは、オリンピックブレークのところまでをまずそういうふうな気持ちでまたスタートしていけたらなと思っている。

-現時点で2位の巨人、ヤクルトと7ゲーム差というのはどう捉えているか

数字っていうのは増えたりも減ったりもするから。それはあんまり。みんなが俺らの野球をしっかりやってくれた結果が7ゲームっていうことだけなんで。それは勝てばもっとゲーム差は開くし、負ければ縮まるわけで。数字っていうのは変わるんでね。それよりも自分たちの野球をやるっていうことの方が大事だと思っている。

-ロハスは状態を上げている

現状は今上げても使うところがない。外国人の枠だってピッチャーとか関係したら使える状況にないんで。現状今すぐ上げるというところはない。ロハス自身の状態が今よりもっと上がると思っているし、その上がった時にチーム状況、外国人選手枠の競争になる。