楽天が20日ぶりに首位から陥落した。2年ぶりの6連敗でオリックスに抜かれ2位に転落。

自身4連勝中、中10日で先発した滝中が試合を作れなかった。2回2死満塁から宗に押し出し死球を与え先制を許すと、3回にはロメロに右翼席へソロを被弾。3回58球2失点で降板した。

打線は3回に島内の適時打で1点を返す。4回にもカスティーヨの右前打、犠打で1死二塁とし、下水流が代打で打席へ。だが二走カスティーヨが、相手投手がセットポジションに入った直後に三塁を狙いスタート。だが相手投手がスタートに気づき、二、三塁間に挟まれタッチアウト。代打下水流も三振に倒れ、好機を逸した。

8回に6番手。宋家豪がモヤ、福田に適時打を許し、2点を失い、リードを3点に広げられた。直後の攻撃で島内の2点適時二塁打で1点差に詰め寄るも及ばなかった。

今月は7勝8敗1分けと黒星が先行。3位ソフトバンクとも1ゲーム差となっている。

以下、石井GM兼監督の一問一答

-8回に追い上げるも6連敗

全体的に今日だけじゃなく、ちょっと後手後手になっていいリズムで試合が進められない。

-滝中は状態見て交代か

今日は何とかあの時点で1点ビハインドの状況を長く続けたいということでリリーフに託した。リリーフで今日はしのいでいこうというのは急きょ決めました。

-カスティーヨが復帰即2安打

徐々に1軍の投手に対してアジャストしていってくれればいいと思います。最初から打てればいいですけど、そう簡単にはいかないと思うので、なるべく打席の中でいろんなことを1つずつ増えていければなと思います。

-4回には盗塁死も

1点負けていて、送りバントをして早めに勝負かけて下水流というところだったので、結果的にはあの走塁は痛かったですけど、積極的にいった結果なので。そこは今後どういうふうにしていこうという話し合いが必要だと思いますけど、僕はああいう姿勢で戦ってほしいなと思います。ただそのやる場所というのをチームとしてもうちょっと話せばいいかなというふうに思います。

-6連敗で首位陥落

連敗しようが連勝しようがキャンプから1シーズンしっかり戦い抜こうと選手と話しているので、そこはぶれない。今正直そんなに良いとは思えないですけど、そこは辛抱して。僕以上にやっているのは選手なので、選手が一番悔しい思いをしていると思うし、そこをはね返していくことが将来的にチーム力というところに還元されると思う。キャンプからずっとそういうところも全て共有しながら一丸となって戦っていこうという話をしているので、ここで別に何がこう崩れるわけでもないですし、1年間戦い抜くということがチームのテーマだと思います。

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▽楽天滝中(中10日も3回2失点で3敗目。自身の連勝は4でストップ) 状態は悪くなかったです。コントロールが甘くなってしまいました。試合を作れずリリーフの皆さんに申し訳ないです。