日大(2部1位)が延長13回の末に立正大(1部7位)に競り勝ち、17年秋以来となる1部復帰を決めた。

日大は2-2の同点で迎えた13回、四球出塁の走者をバント、暴投で三塁に進め、次打者・林拓馬外野手(2年=大垣日大)の内野ゴロの間に1点を挙げた。この1点をリリーフしたエース赤星優志投手(4年=日大鶴ケ丘)が守り逃げ切った。

就任わずか半年足らずで目標である1部復帰を果たした片岡昭吾監督(43)は「厳しい練習をやってきたが、それが結びついてホッとしています」と話した。連投の赤星は「秋には1部優勝、神宮大会で日本一です」とさらなる躍進を誓った。

▽立正大・坂田精二郎監督(延長13回の熱戦も最後は振り切られ17年春以来の2部へ)「やることはやってきたが、技術も気持ちも日大が上回っていた。この悔しさを秋に向け、すぐ(1部に)上がるしかない」