阪神が苦手の中日大野雄から下位打線で2点を先制した。2回1死一、二塁で7番糸原が、フルカウントからランエンドヒットで走者がスタートを切る中、フォークに食らいつき、一、二塁間を破る先制の適時打。「前の2人(佐藤輝、サンズ)がいい形でつないでくれましたし、先制の場面だったので、何としても走者をかえしたいと思っていました。相手もいい投手なので、先に点を取ることができて良かったです」とコメント。5月16日巨人戦以来の適時打となった。

1死一、三塁となり、続く8番梅野が中前へ連続適時打を放ち、この回2点目。梅野はこの日の試合前の時点でセ・リーグ規定打席到達者では最下位の打率2割3分4厘ながら、得点圏打率はリーグトップの3割8分6厘という勝負強さを見せた。「(糸原)健斗が打ってくれたので、その流れに乗って打つことができました。1点で終わるか、追加点を取れるかで後の展開も変わってくるので、良い追加点になったと思います」と話した。

大野雄には4月27日にも8回で1点しか奪えず、バンテリンドームでの対戦では7連敗中。だが、この日は序盤で幸先よく2点を先制した。

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