中日大野雄大投手(32)の本拠地での阪神戦連勝が「7」で止まった。

2回、阪神佐藤輝のフェンス直撃二塁打をきっかけに一、二塁のピンチを招いた。糸原、梅野に連続適時打を浴び、2失点。3回以降は持ち直したが、味方打線が阪神青柳をつかまえられず。大野雄の8回5安打2失点の力投は報われなかった。13年8月23日以来、8年ぶりの本拠地阪神戦黒星を喫した。

最少失点での登板を掲げた左腕にとって、2失点は痛恨。「これからゆっくり反省します」。ともに東京五輪メンバーに選ばれた青柳との投げ合いに敗れ、左腕は無念の一言を絞り出した。

与田監督は「8回を2失点で抑えている。よく投げた。勝利投手にしてあげないといけない内容だ」と、援護のなさを悔やんだ。連敗で、首位阪神とのゲーム差は18日以来の今季最大13に開いた。指揮官は「ゲーム差は毎試合、意識はしている。いつも言うように、明日のゲームを勝つようにするだけ」と前を向いたが、痛い敗戦になった。

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