阪神が中日を圧倒した。先発ガンケルが7回無失点と好投で開幕から無傷の6連勝。矢野燿大監督(52)は本領発揮の助っ人右腕をたたえた。矢野監督との一問一答は以下の通り

-先発ガンケルは持ち味を出した投球だった

あそこまで投げてくれたしね。内容も本当にゴロをしっかり打たす、コースを丁寧に投げる、そういうところをしっかり“らしさ”を十分に発揮してくれたかな、と。攻撃もそういうところでノッていけたんで。ガンケルのピッチングが影響してというのはあると思う。ずっと安定しているんで、間が空いてからも2回目やけど安定しているっていうのはすごく心強いし、しっかりとした投球をしてくれたかなと思います。

-大山が2安打2打点できっかけに

そうやね、悠輔自身も悔しい思いをしていた。そういうところでは、内容もしっかりしたものが多かったので。毎日結果が出る世界でやっているから、どうしても気持ちのアップダウンもあるし、打順も4番ということで、いろいろ打てないときはモヤモヤもあると思うけど。こういうところからきっかけにしてもらいたい。内容のいい打席が多かったというのは、そういうところに来てくれたらいいなという、そういう試合になったので。あしたからさらに打ってくれたらなと思います。

-近本ら上位打線が好調 

うちの野球でポイントというのは誰か1人というのはないんでね。その中で、あえて誰か1人と言うとチカが塁に出るというのが、うちの野球のポイントになるんで。チカが出ることが、相手にとっても嫌やし、オレらの野球をというところでは、いろいろバリエーションが増えるところ。春先は苦しんでいたけどね。だいぶん打率も上がって、気分的にも落ち着いて、チカらしくしっかり振っていけているんでね。

-6回の打席で膝にボールが当たった佐藤輝の状態

全然大丈夫。

-球場を訪れた侍ジャパン稲葉監督と会話は

大変なことやけど、日本の野球界のために全力を尽くしてやってくれると思う。うちからも3人、選んでもらったんでね。それはすごく光栄なことなんでね。選んでくれた3人も、日本の野球界のために全力でいってくれると思う。オレも金メダルはとれなかったから、そういうところでは日本の野球界のためにやってくれると思う。アドバイスっていうのは全然ないけど、もちろんプレッシャーも重圧もありながら、稲葉監督もやると思うんでね。稲葉監督らしくやってもらえたら一番それがいいと思うんで。そういう話は結構長くできた。

-稲葉監督が梅野の侍への気持ちがうれしいと

はじめは会沢がっていうところで代わって出るっていうことやけど、梅自身もずっと侍には選ばれるようになりたいという思いを強く持っていたので。あとからっていう形になってもリュウにとっては関係ないというか。侍ジャパンの一員として戦うという気持ちは強く持っているんでね。そういう部分は稲葉監督もくみとってくれたっていうか。その思いが伝わってるい思うんでね。その思いをぶつけてくれたらいいんじゃないかな。

-名古屋で勝ち越せた

まあまあ相性もあるし、それはどこかしらあるにはあるけど。それはそんなに俺自身が嫌だなって思って戦ってないんでね。そこは気にしていない。

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