DeNA先発の浜口遥大投手(26)が突然、マウンドを降りた理由は「左脇腹の違和感」だった。

5回1死一塁、糸原健斗に1球目の141キロ直球を投げた時点で突如、マウンドを降りた。木塚コーチに寄り添われ、ベンチ裏に下がった。「浜口投手が手当てをいたします。しばらくお待ちください」のアナウンスが流れた。数分ほどし、再びマウンドに戻った。マウンドから2球の投球練習を行い、再び糸原に対し、6球目のチェンジアップで空振り三振を奪った。5回を投げきったところで、無失点で交代した。

試合後、三浦監督は「左脇腹の違和感を訴えた。あのイニングでマウンドで『あれっ』と思った」と話した。続投したことについては「おさまったというか、投げられるという判断」。5回で降板した理由は「大事をとった。本人は行く気満々だった」と話した。