阪神が今季5度目の0封負けで2位巨人に連敗した。先発の西勇輝投手(30)が9回1失点完投したが、打線が援護できなかった。矢野燿大監督(52)の試合後の一問一答は以下の通り。

-西勇はこれ以上ない内容だった

前半からね。今年一番よかったんじゃないかな。そういうボールを投げて、結果もそれに伴って、リズムを作ってくれたり。いかんせんね、ゼロじゃ勝てないんで。

-気持ちの面も出ていた

もちろんいつもね、気持ち込めて投げてくれているし。さらにっていうところは、あったのは俺にもすごい感じたけど。

-8回1死三塁での大城の打席は2ストライクからいろいろな選択肢がある中、勝負にいった結果

いやいやそれはもう、あとからどうこう言うのは簡単やけど。ね。勇輝とリュウ(梅野)が選択していったボールなんで。それは仕方がないし。あの1点がだめだっていう風にいえるような内容じゃないんでね。それよりもバッターがやっぱりあのピッチングで、何とかしないとダメだし。今日は結果的にできなかったけど。残り3試合なんでね、打者陣の奮起というか、残り3試合に向けて気持ちをぶつけてほしいなと思います。

-巨人先発高橋に苦戦

もちろん、ミーティングでもいろいろやってくれたりしているけど、プロである以上、結果で示していかないとダメだし、それだけやられているということは、まだやれることがあると思う。今日も向こうがすごく良かったというふうには見えないんで。そういうところではプロとして何度もやられるという悔しさをしっかり持ってやっていきます。

-試合を追うごとに佐藤輝への厳しい攻めがこの3試合で感じられた

まあそれはずっと続くことやし、この3試合で急にっていうことじゃないし、それはこっちの状態が悪ければそういうふうに見えることもあるし、それは1年間ずっと、そういうことはずっとあるんでね、この3試合だけではない。

-シーズンは長いが、巨人に7勝8敗と負け越している

だからそれはいつも言うけど途中で勝ったり負けたりは数字やからあるから、そんなんオレらいつも一喜一憂して戦うことはないし、もちろん最後優勝というところ目指して、全部勝ち越して全部勝てるっていうこと目指してやっていくけど、その過程のことなんでね、それに関してどうこう言うことはないし、今負け越したって最後勝てばいいんだから、それは何とも言えない。いいですか?

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