阪神の4番大山悠輔内野手(26)が6回にエキシビションマッチ1号ソロを放った。6回1死走者なし。この回から登板したロッテ横山の146キロ外角高め直球をバックスクリーン右へ運んだ。

「速い真っすぐを一発で仕留めることができてよかったです。センター方向にいい打撃ができたと思います」とコメント。ビジョンに表示された飛距離は127メートル。打球速度は164キロ、打球角度は26度だった。

前半戦は73試合で打率2割4分5厘、10本塁打、43打点。苦しんだ大山に、球宴休み後の練習で矢野監督は連日、熱心にアドバイスを送っていた。大山も内角攻めを克服するためにツイスト打法を取り組んでいた。18日に大山は「いろいろ話をしていただきました。自分にとって必ずプラスになることなので、しっかり整理して自分の物にできるように」と話していたが、エキシビション初戦でさっそく成果を出した。指揮官も「いい角度のついた、しっかりした打球。兆しの見えるようないいホームランやった」と評価した。