静岡産大はヤマハに敗れたが、レギュラーの座を狙う山本優太内野手(2年=浜松商高出)が、結果を残した。

3点を追う7回1死三塁で代打出場。「びびって自分のスイングができないようではダメだ」と打席に立ち、左前への適時打。振り遅れたが、球を引きつけて力で運び「自分の打撃ができてよかった」と笑顔を見せた。今夏、静岡高で正遊撃手を務める弟和輝(2年)が甲子園出場を決め「うれしい。自分も頑張らなきゃと励みになった」と明かす。弟の活躍に刺激を受け、28日開幕予定の秋季リーグ戦へ向けてアピールを続けていく。