負けなかった。ヤクルトはリリーフ陣が踏ん張りを見せた。先発サイスニード投手(28)が6回まで2安打1失点と好投も、7回先頭の佐野に同点ソロを献上。流れが傾きかけたところで、今野龍太投手(26)が2番手で登板。ソトに安打を許したが得点は許さず、流れを渡さなかった。8回に登板した清水昇投手(24)は3者三振。9回のマクガフ投手(31)も3人で打ち取り、大事な終盤を無失点。DeNA打線を完全に封じ、高津臣吾監督(52)も「リリーフは大変な場面でマウンドに上がるのが仕事。今日も相手の打線を考えると、大変な3イニングだったと思う。本当によく踏ん張ってくれた。勝てなかったが、負けなかったのは彼らのピッチング」と評価した。
敗戦ムードから逆転勝ちを収めることもあれば、勝てる試合を落とすこともある。51試合を残して2位巨人とは0・5差。紙一重の戦いの積み重ねが順位に直結する。この日は投手陣の活躍が光った一方で、打線は10安打で2得点と振るわなかった。指揮官は「毎日反省して、次どうやって勝つか、点取るか、防ぐかというところが毎日の課題だと思います」。収穫も改善点も明日に生かす。優勝へ向けて、この1分けは無駄にしない。【湯本勝大】



