楽天が3試合で2得点と打線がつながらず、今季4度目の同一カード3連敗を喫した。

前日2番に座ったオコエが7番、6番の鈴木大が2番に入り、欠場した茂木が6番でスタメン復帰した。2回2死から茂木が左前打で出塁し、二盗に成功。2死二塁もオコエが空振り三振に倒れた。

4回には先頭鈴木大が中前打を放つも、続く浅村が二ゴロ併殺。7回も先頭浅村が遊撃失策で出塁も、島内が二ゴロ併殺に倒れ、好機を作れない。0-0のまま、9回は宋家豪が登板。浅村の悪送球が絡み無死二、三塁とピンチをまねくと、2死を奪うも田村に決勝打を許した。

打線は9回2死三塁とするも、島内が空振り三振に倒れた。チームはこの3連戦で20安打を放つも2得点。ロッテ相手に08年以来13年ぶり5度目の6連敗となった。首位オリックスに今季最大タイの4・5ゲーム差。

以下、石井一久GM兼監督(47)一問一答

-9回にミスが絡み決勝点を許した

あそこまでなかなか点をとれなかったので、仕方ないかなと思います。ミスと言っても、浅村は中心選手で多くの勝利をチームにもたらしてくれている。1つのミスを挙げられてもフェアじゃない。積極的にいったので、しょうがないかなと思います。それでもなかなかチームの打線的につながらないことがここ最近すごく続いているので、対策を立てるということを考えて、いろいろなプランを練っていきたいです。

-無死から出塁も併殺が2つ

つながらない時はそういうものだと思う。何とか違うランナーの進め方も考えないといけないなと思います。

-今季初先発の石橋は5回まで無安打投球で6回無失点

勝つチャンスをくれたので、すごく丁寧に投げていたし、また大胆にいくところはいけていたので、このピッチングを次回にも向けていい調整をして、次の登板に向けてほしいです。

-良かった点は

制球も良かったですし、いろんな変化球の精度もすごく良かったので、次回また投げるチャンスも彼自身もつかんだと思うので、次の登板も引き続き調子を維持してほしいと思います。