阪神のファーム新記録となる16連勝は3日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)に持ち越しとなった。

2日の広島戦(鳴尾浜)が3回裏終了後、グラウンド状態不良のためノーゲーム。2-0とリードしていたが、平田勝男2軍監督は「(阪神園芸の)神対応がやってくれるかと思ったけど」と笑い、すぐに切り替えた。「こんなんでへこたれないもん。自分が目立って連勝に貢献しようとか、今取り上げてくれるから、すごく選手たちが頼もしく見える」。成長著しい選手と記録達成を狙うつもりだ。

先発した中田は3回まで無失点と好投。「ここのところいいピッチングができていなかったので、今日は3イニングでしたけど、いい感じで投げられた」。初バッテリーを組んだ栄枝は2回に2点適時三塁打をマーク。「逆らわずに打ったらいい当たりで、ライトフライかなと思っていたんですけど、日頃の行いがよかったかなと思います」と喜んだ。