日本通運が2点のリードを守りきり、南関東地区2次予選に出場する第1代表に決まった。沢村幸明監督(41)は「今日の走塁や守備での失敗やミスを全員で受け止めて、2次予選にいかしていきたい」と話した。

0-0で迎えた2回、北川利生外野手(28=創価大)の犠飛で先制。さらに1死満塁で、添田真海内野手(24=明大)の内野ゴロの間に1点を追加した。

2-0の4回1死一塁、手銭竜汰外野手(29=九州共立大)のフェンス直撃の右越え適時三塁打で1点追加。さらに、添田の中犠飛でリードを広げた。

先発の相馬和磨投手(27=国際武道大)は、6回2/3を2失点。2番手の釘宮光希投手(25=立正大)が1回1/3を無失点、9回は柴田大地投手(23=日体大)が無失点で締めた。沢村監督は「相馬も釘宮も、よく粘って投げてくれた」と話した。

大卒2年目の柴田については、9月下旬から始まる南関東地区の2次予選に向けて「まだ経験不足なので、1次予選で使いたいと思っていた。今日の試合を経て1つ段階を上げて、次はもっと腕が振れると思う」と期待していた。

最優秀選手賞には、手銭が選出された。