楽天島内宏明外野手(31)が9試合ぶりの1発で、快投を見せるロッテ先発小島に一矢報いた。

0-4で迎えた8回。先頭で打席に立つと、カウント1-1から外角カットボールを捉え、左翼席へライナーで運んだ。「後ろにつなごうという気持ちで打席に入りました」と、8月31日以来の1発となる自己最多を更新する17号ソロ。打点も自己最多を更新する、リーグトップの80に乗せた。島内のソロまでチームは小島の前に単打2本と抑えられていた。

チームは敗れ、シーズン33試合を残し自力優勝の可能性が消滅した。それでも「けがをしてもいいくらいの気持ちで戦っていきたいです」と逆転優勝を諦めない姿勢を、言葉に込めた。