オリックスが宮城大弥投手(20)でロッテのマジック点灯を阻止する。11勝左腕は14日の楽天戦(楽天生命パーク)に先発。ここ2試合勝ち星に恵まれないが、今季は楽天に2戦2勝で計16イニング無失点と好相性を誇る。「自分のいい投球をできたら、なおさらいい勝ち方ができるんじゃないかなと思います」と結果、内容にこだわる。

2差で追う首位ロッテは最短で16日に優勝へのマジックナンバーが点灯する。今季同一カード3連敗のないオリックスが楽天に14日から3連敗することも条件になっており、まずは楽天キラーが立ちはだかる。今季宮城の被打率は右打者1割8分3厘に対し、左打者は2割2分9厘。楽天に2試合で許した7安打のうち6本が左打者と偏りがある。左打者の内角の攻め方を指摘する声もあり、「大事なときに投げていかないといけないコースなので、練習が必要だなと思います」と認め、ブルペン投球ではこの技術向上も念頭に置いて備えた。