巨人山口俊投手が突如、マウンドから姿を消した。

7回1死、DeNAソトへの初球147キロ直球が頭部をかすめた。西本球審が審判団を集めて協議。危険球での退場を宣告された。降板時点では6回1/3、3安打、1失点、7奪三振の好投を続けていた。予期せぬ形で84球でこの日の登板が終わった。

緊急登板した田中豊樹は1死一塁から牧に初球140キロを左中間最深部に2ランを運ばれ、2点を勝ち越された。

▼山口の危険球退場はDeNA時代の12年8月2日広島戦、14年7月21日中日戦、15年4月4日ヤクルト戦に次いで4度目となり、巨人移籍後は初めて。これまで通算3度の危険球退場は桑田(巨人)浅尾(中日)内海(西武)山口の4人いたが、4度は山口が初めてになる。