<ヤクルト1-0阪神>◇15日◇神宮

ヤクルト小川泰弘投手(31)が、7回2/3を6安打無失点と好投した。7月3日中日戦以来の白星で8勝目を挙げた。

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ヤクルト小川は、グラウンドから離れると、ボールから包丁に持ちかえる。「球場で食べるときもありますけど、自分で買って焼いたりもします」。食べるもので、体は作られるという考えで、食べ物には人一倍気をつかう。コロナで離脱中も、体調を回復するため、ビタミンBの豊富な豚肉などを意識して摂取した。普段から野菜ジュースを愛飲したり、必要な栄養素を考えながら食事をとるなどしている。

食べ物の話ではチームメートと盛り上がることもある。日本の“ミスタードーナツ”に感銘を受けたサイスニードは「小川投手からはおいしいスイーツの情報を聞いている」と明かした。助っ人投手に投球以外の助言もしているようだ。