阪神先発高橋遥人投手(25)が7回2安打無失点、10奪三振の好投で今季初勝利を挙げた。20年10月24日の巨人戦(東京ドーム)以来、実に329日ぶりの勝ち星となった。

0-0の6回1死二塁から、3番糸原健斗内野手(28)が一塁線を破る適時二塁打で先制点を挙げ、この1点が決勝点になった。

投打のヒーローとなった高橋と糸原のお立ち台での一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇   

-まずは高橋投手から。329日ぶりの勝利。今の気持ちは

高橋 素直にうれしいです。

-中日大野雄との投げ合い

高橋 そこはあんまり意識していないので、前回試合を壊してしまったので、なんとか試合をつくろうと思って投げました(隣の糸原を見て笑顔)。

-中日打線にどんな意識で

高橋 とにかく低めを意識して、あとは梅野さんのリードに思い切って、従って投げました。

-7回2安打10奪三振。振り返ってみて

高橋 そうですね。まあ、できすぎかなと思います。

-甲子園の拍手を聞いて

高橋 すごく気持ちいいです、はい。

-しびれる投手戦の中で糸原のタイムリー

高橋 見てました。ナイスバッティン! と思って、でもそこで笑顔見せたら…。次集中しなきゃなと思ったので、また気が引き締まりました。

(糸原に交代)

-なかなか大野雄を攻略できない中、6回にタイムリー

糸原 遥人がね、頑張っていたんで。なんとか先に1点という気持ちで打ちました。

-打った後、一塁でどんな景色が見えていた

糸原 最近苦しい状態が続いていたので、なんとか今日は打ててよかったと思います。

-1-0のしびれる勝利。チームに意味は

糸原 すごい、いい勝ち方ができたので。もう、残りの試合、落とせる試合はないと思うので明日からも頑張ります。

-残り30試合。ファンへ力強い言葉を

高橋 え~と…、勝利に貢献できるように、また次も頑張ります。

糸原 最高のファンがついてるんで、僕らには。優勝に向かって頑張ります! 応援よろしくお願いします!

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